守り、受け継がれる日本遺産の歴史的景観

城下町としての丹波篠山

丹波篠山は古来より交通の要として栄えてきた歴史を持ち、町並みや文化に京都の影響が色濃く反映されていており、慶長14年に徳川家康の命によって築城された篠山城の城跡とその四方に残る城下町の一部は国の重要伝統的建造物群保存地区にも選定されています。
武家屋敷群と妻入商家群一体となっている景観は全国でも貴重な街並みであると評価され、「美しい日本の歴史的風土100選」のほか「日本遺産」にも認定されています。

語り継がれる民謡「デカンショ節」

丹波篠山の夏をにぎやかに彩る盆踊り「デカンショ祭」では、篠山の歴史と文化を歌詞にのせた「デカンショ節」が歌い継がれています。
歌詞は地域や時代ごとに様々で、いずれも丹波篠山の気候や風土、名所、特産が盛り込まれ、文化・伝統を伝えるスト―リーとして2015年には日本遺産に登録されました。

開催日時 8月15日・16日 12:00~22:00
開催場所 篠山城跡三の丸広場周辺

国の伝統的工芸品「丹波立杭焼」

日本六古窯のひとつとされる「丹波焼」は、窯の火を絶やすことなく現在にその伝統を伝えています。
湯呑や徳利、壺などの生活用器を中心に独特の色合いや文様が特徴。
丹波伝統工芸公園「立杭 陶の郷(すえのさと)」では約50件もの窯元の陶器販売や陶芸体験が行われており、秋に行われる「丹波焼陶器まつり」では2日間で約10万人もの人出となる賑わいを見せています。

【期間限定|丹波焼の里 直行バス運行】
2017年4月22日(土)~5月28日(日)及び
9月2日(土)~11月26日(日)の土・日・祝日

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