日本100名城にも選定されている国史跡「篠山城」があります。
篠山城は、慶長14年(1609)、徳川家康の命により築城されました。
天守台はありますが「戦となれば大掛かりな建物は不要」と当初より天守閣はありません。
城の中核に建てられた「篠山城大書院」は、床面積739.33㎡、棟高12.88mもの規模を誇り、
京都二条城の二の丸御殿に匹敵する木造建築物です。
篠山大書院は一度焼失しましたが、市民の熱意と寄付によって平成12年(2000)見事に再建されました。
武家の客間として使用された最も格式の高い「上段の間」には、絢爛優美な障壁画があります。
これは江戸時代初期の本物の屏風画を、熟練の表具師によって障壁画として復元されたもので、
全国初のこの試みは、日本が誇る歴史的・文化的価値を有する篠山城の象徴ともなっています。
篠山城には、天守台がある本丸、大書院と御殿跡がある二の丸、現在は篠山小学校がある三の丸があり、
厳重な造りだった鉄門跡、内堀と外堀、また日本唯一の珍しい土塁馬出の遺構が残っています。
城下には敵の侵入を阻止するためカギ型やT字型に曲がった道、出入口には砦の寺院を配置するなど、
戦の防御に優れた名城だったことが伺えます。
篠山城大書院は現在観光向けに一般公開もされていますが、
この歴史深い大書院を舞台に、結婚式を挙げることができます。
●篠山城
開館時間:9:00~17:00(受付16:30まで)
休館日:毎週月曜日(祝祭日は開館、翌日休館)
年末年始(12月25日~翌年1月1日)
入館料:大人400円 /大学・高校生200円 /中・小学生100円
所在地:兵庫県篠山市北新町2-3
https://www.city.sasayama.hyogo.jp/
本日、メディア向けに篠山城大書院の模擬挙式が行われました。
結びの文化を復活させ、古式ゆかしい婚礼の儀を再現。
おふたりの誓い、かけがえのない人々と共に喜び、繁栄を願う。
そんな昔からある美しい風景がよみがえりました。
地元に伝わる文化風習を取り入れた婚儀や、
本物の甲冑を身にまとう婚礼の演出など、
日本ならではのキャッスルウエディングを実現。
詳しくは「篠山城下町ホテル NIPPONIA」までお問合せください。
●篠山城大書院ウエディング
オリジナル和装人前式 ~篠山祝言~
https://www.sasayamastay.jp/wedding/lp/osyoin_wedding/